60歳女の戯言なり。

61歳、22歳の息子と旦那の3人家族。埼玉在住。人生終盤を迎え、どうやって残りの人生を生き抜くのか? 愚痴と独り言をつぶやくブログっす。

September 2016

分かってはいた!!

こういう結果になることは、薄々予感していた、、、。

何が?って、、、

そう、またしてもを痛めた!

なぜだかフルマラソン!!って意気込んでいた私は

最近ご無沙汰していたランを再度始めた。

時間がないのでいきなり毎日5キロからスタート。

雨の日も休まずにね。

ところが6日目あたりから膝に鈍い痛みが、、、。

ヤバい!!

と感じたが、翌日には痛みもとれたのでまたしてもランを続行。

最後の一周で痛みが出始めたがそのまま最後まで走り続ける。

その後、痛みは引くどころかドンドンひどくなり

その日の夜は完全に脚を引きづりながら歩く羽目に(-_-)

今日で4日目かな、、、。

買い物にでるにもびっこで、10メートル進むのに何分もかかる、、、泣

昨日は親戚で不幸があったので、電車に乗り継ぎお通夜に行ったが

脚をひきづりながら歩いている私に、

「大丈夫ですか?」

「転んだの?」

「手を貸しましょうか?」

と数人の方から声を掛けられる始末、、、。
(すべて男性の方ばかりだったな、、、。女性って声かけするの恥ずかしいもんね)

後10年とか20年したら、ひょっとしたら膝を痛めて

びっこを引いている老人になっているかもしれないな、、。

こんなに不便で辛いんだなぁ、、、。

としみじみ、、、。

もっと老人に親切にしてあげないといけないわ!!と反省しきり。

原因は、まず走る前後の準備体操とストレッチを怠ったこと。

自分の体力を過信していたんだよね、、、。

これぐらいの距離だったら大丈夫だろうと、、。

後、やはり筋力の衰えっすね。

最近、ストレッチはやっていたけど、運動というのは何もしてなかったからな、、。

久々に喪服をきたら、パツンパツンだったし!!

ヤバいわ。

まずは膝を治し、筋力をつけながら

目指せフルマラソン!!

周りから

「とりあえず10キロとかハーフをいくつかこなしてからフルじゃない?」

というご意見もいただくけど、

しゃらくせぇ、私には時間がないんだよぉ~~

と思う。

時間なんてくさるほどあるのにね、、。

最近、「時間がない!!」

っていう強迫観念が半端ない。

でも1日1日をちゃんと過ごすっていうのが大事かもね。

さてと、お客様がみえるまでこれからストレッチタイムといきますか!!

息子の事を考えると頭が痛い。

受験生なのにちっとも勉強しない。

3年になってから成績は落ちつづけているし、、、

いや、本人はマイペースなだけで、周りがちゃんと勉強しているだけなんだろうな、、。

夏休みも前半はそれなりに勉強していたが、後半はだらけているのが明らかで

ゲーム、テレビ、ミリタリーフィギュア作成のループの合間に気が向いたら勉強するって感じだったし、、

とりあえず我慢してみてきたが、新学期最初の模擬試験がまたしても落ちていたので

とうとうブチ切れた私、、、、

勉強するのが嫌だったら、塾行かなくてもいいと思うんだよね。
 5教科もとっていて、お金の無駄だと思う。
 今、入れる高校でいいんじゃない?
 塾いっているのに成績が下がっている現状で、行く意味がわからない。
 お願いだから、今月で塾辞めてくれるかな?」

と、かなりキツく説教するが、

「はいはい、わかりました! 
 もっと努力しろってことだろう?」

逆ギレされる、、、、泣


反抗期真っ只中で何か言おうものなら、

悪態ついてくるし。


実際、塾代もかなりのもので、7月の夏期講習代の高さにおののき、支払い終わったと思ったら

8月は半期の参考書代としてドカンと請求が来た。

そのうえ9月から授業時間の延長で値上げしてきて、息子は国語も追加で

5教科とることに、、、。

これから冬季講習、模擬試験対策授業、年末集中授業と

通常の授業料とは別にここぞとばかりに請求が続くと思うと心臓に悪いわ、、、。


これでまだ本人が頑張っていれば親も納得できるけど

ゲームばかりして成績がさがっているんじゃぁ、腹が煮えくり返るほど

怒りがおさまらないっていうわけで、、、

黙っていようと思っていても、やはり何かと口出ししてしまう、、。


先日、師匠と話しをしていたら、

「あれ、師匠の息子さん、うちと同じ歳で受験ですよね?
 塾とかいってます?」

と聞くと、

「いや、うちは勉強嫌いみたいだから塾は行ってないよ。
 どこでも入れる高校があったらそこでいいって!!(笑)」

と、、、。

なんかいいな~。

うちもね、進学校でなくてもいいんだけどね、、、。

要は本人が楽しいと思える高校ならどこでもいいとおもっているんだけど、、。



常連のお客様は息子さんが大学受験でやはり大変よぉ~って、、、。

実はその息子さんが行っている私立高校は息子も受験予定。

「うちの息子は中学から持ち上がりだったから高校受験はなかったけど、
 高校から入ってくるには結構難しいらしいわよ!
 実際、高校では中学から持ち上がりの生徒とはクラスも校舎も別だし、試験も授業内容も違うのよ。
 高校から入ってくる人たちは成績順に1組から振り分けられるから
 クラスの番号で成績が分かるんだって。ただ部活だけが同じで後は全く別なのよ。」

って、、、

知らなんだ、、、、。

同じ高校なのにね?

そして、

「うちの息子はG-MARCHを受験するから、センター試験も受けないといけないし、、」

とおっしゃる。

G-MARCHって知らなかったんですけど、

学習院、明治、青学、立教、中央、法政の略なんだって、、、。

私もよくわからないけど、

センター試験も受けなくてはいけないらしく、、、。

センター試験って国立大学の試験って思ってたけど私立大学も受けることができるの?


あぁ、、、、面倒くさいな、、。

てか自分が全く何も知らないっていうのに愕然だよぉ、、。




息子に、

「大学いって歴史の勉強したいんだっけ?」

って聞くと、

「う~ん、今は政治かな!」

って、、、。


だったらどっかの政治家の秘書にでもなった方が早いような気もする。



そんなことより、

日々息子に嫌われているような気がするわ、、。

旦那のように黙って笑っていればいいのか?

私には、絶対できないな、、、。

嫌われているのに、いろいろ面倒みなくちゃいけないなんて、、、泣

でも、嫌われようが疎まれようが

毎日話しかけてやるわ!!

ちゃんと叱ったり、怒ったりするのは私しかいないんだもん。


私、息子と一緒にいれる時間は一日のうちで朝の登校前の

2時間くらいと帰宅した後の1時間くらいかな。

以前は旦那が朝食を作っていたけど、

最近は毎朝私がつくる。(ただし、パンを焼くのは旦那の仕事)

数カ月前から息子は朝食にパンを食べるのをやめたので、

サラダの量が半端ない。

それにスムージ、ヨーグルト、季節のフルーツを必ずつける。

私と旦那はパンとコーヒーのみなのにね。

時間が許せば夕方一度帰宅し、夕飯の支度をするが

忙しいときはお金を渡して、コンビニでお弁当でも

買うようにお願いしている。


普通の家庭のように、夕飯やお昼をちゃんと作ってあげられないのは

本当に申し訳ないと思うけどね。



もう9月も終わり、、、。

限られた時間しか残っていないのに、、、。

どうすんだよ!!

つうか、どうすればやる気になってくれるのか!!

模擬試験の結果が出るたびに

悶々と考えてしまう、、、、泣


早く受験が終わって欲しい!!

と切に願う毎日っす。









徳之島に住む次女フー姉から

こんな虫がいたー!

って画像が送られてきた。










見た事ないんですけど、、、

何だかわかる方いますか?

姉はとにかく虫が嫌いな人で
実家は24時間365日空調を入れっぱなしで、戸は閉めたまま。

亜熱帯気候なので湿気がすごく、虫も多いので我慢ならないからずっと付けっ放し。 定期的に埼玉へ来る時もね、、

確かに田舎へ帰ると、家がカビ臭かったりするしねー。

でもちょっと怖いよね、これ。

サロンに見えるお客様からいろいろと健康に関してアドバイスを求められる。

私、必ず運動かストレッチ(ヨガとか)をするように勧めるんですよ。

この一年で1000人ほどのお客様の身体を触って感じることは、

やっぱり運動している人としてない人では全然違うということ。

特に肩甲骨周りと股関節が固いと、腰痛や肩こりが半端ない。

後、首ですね。 

ストレートネックの方は頭痛や自律神経のバランスも危うい。



毎月いらっしゃる常連のお客様が、毎回ヘロヘロになっているので、

「運動、大事です!! 身体の不調だけではなく、ストレスにも運動がいいので
 少し身体を動かしてみてください。」

とアドバイスをしていたら、急に4カ月ほどいらっしゃらなくなった。

久しぶりにお見えなったら、

「毎回saisaiさんに運動するように言われてたので、前回来た後、すぐにスポーツクラブに
 入会したの。 そしたらあまり肩こりが気にならなくなったわ!!
 後、精神的にも前向きになったから、あまりここに来なくてもよくなったのよぉ~笑」

て、、、。

売上に影響しても、お客様が少しでも健康に目覚めてくれれば
私としては本望っす。



また、サロンオープン時からずっと通っていただいているお客様の一人は

全身ガチガチで超強押しでなければほぐれない方で、毎回2時間のロングコース

の施術をしている。

その彼女が3カ月ぐらい前にいらしたら、いきなり10キロぐらい痩せていた。

特に何をしたわけでもないらしいのだが、、、。健康にも影響なく。

そして先週みえたら、さらに痩せていた。

ご本人は身体には何の不調も感じてないとのこと。

いつもの2時間コースで施術をしたら、全身を覆っていたガチガチのハリがない!!

筋肉もだいぶやわらなくなっていたので、普通の圧で施術をする。

施術後、眠りから目覚めた彼女が、

「ねぇ、saisaiさん、今日力をあまり強くしてなかったですよね?
 自分でもびっくりしたんですけど、弱い力でも身体はすごく楽になりました。
 全然違います!! こんなに変わるなんて、、、。驚き!!」

とびっくりしている。

「身体のハリが全然違いますよ。おそらく痩せたことで筋肉への負担も軽くなったんでしょうね。
 後はストレートネックと猫背を治していけば、だいぶ楽になりますよ」

とアドバイスするが、それは結構な時間がかかるな、、、

彼女の場合は運動して痩せたわけではないのだが、でも痩せると体質もこんなに変わるんだと私も驚いちゃったし。



NHKスペシャルの「ストレスキラー」に関しての放送でも言ってたけど、

運動は脳にすごくいいらしい。 

鬱や自律神経失調症や痴呆症にも!



私のサロンには精神的に疲れた方がよく見える。

そういう方々は運動する気力もないぐらい弱っているんだけどね。

不思議なのはそういう方の身体的特徴が似通っていたりする。

施術も圧やストロークの速さを変えているし、かなり気を使って

施術している。


最近、こういう方々をなんとかできないかとちょっと違った施術を

勉強しようかと考え中。

そうすると私が最も不得意とするスピリチュアルな感じになってくるんだけどね。

来月、そのセッションとセミナーを受ける予定にしているけど、

本格的なセミナーは海外まで行かなくてはいけないかも、、、。

そうなるとかなり高額な授業料になるんだろうな、、、汗


お客様に毎回運動をするようにアドバイスしているから

自分自身も鍛えないと面目ない。

最近、更年期なのか体重がなかなか減らない。

登山した後にも体重が増えていたし、、、泣


フルマラソン参加を決意したのは、ダイエットも兼ねてね。

後、毎日ストレッチを始めたし。

めぜせ開脚180度!

なんせ身体固いので、少しづつでも柔らかくしていこうかと、、

他人にアドバイスする前に自分をちゃんとしろってことで。


運動、大事っす!!

そこの貴方!!

やるなら今でしょう?

















今回の富士登山で記憶に残った方々の

お話しを少し。

一人目は山小屋で夕飯をとっている時、目の前に座っていた40代ぐらいの女性。

やはり一人での登山らしく、富士山は去年に続き2回目とのこと。

「別に登山が趣味ではないんですよ。
頂上に郵便ポストがあってそのスタンプをもらうために登っているんです。
でも凄くショックなのは頂上の郵便ポストはもう閉まっているんですって!
さっき知って本当にショック!」

と肩を落とし、ワンカップ大関を呑みほす。

「本当の趣味はスキューバダイビングなんです。海の中にある日本で一番低い場所にあるポストのスタンプをとったのがきっかけで、じゃあ日本で一番高い場所のスタンプをと思ってね。
ゆくゆくは北極南極へも行きたいと思ってます!」

と熱く語る。

すごーい!

「スキューバダイビング!
いいですね~。私もやりたい!! 楽しそうですね!」

って感想を述べると、

「楽しいばかりじゃあないですよ!
流氷の下を潜ったりする時は寒くて死にそうで辛いんですから!」

と、おっしゃるので、

「流氷の下?  そんな寒いところ無理ーッ!!
ひょっとしてドMですか?笑」

と聞くと、

一瞬、えっ?という表情をした後、ニャッと笑い、

ストイックって言ってください!!」

と。

なんてアクティブな女性!!

とても個性的で面白い女性でした。


そしてすごいな~って思ったカップルがいました。

7合目ぐらいから急な岩場になり、よじ登っていたら、

4,5歳ぐらいの女の子の手をとって、ゆっくりと登っている男性を追い越す。

女の子はもう疲れて眠いらしく、泣きじゃくりながら

「もう疲れたよぉ~、眠い~~」

ってお父さんに訴えている。

「あ~っ、偉いねぇ~、スゴイねぇ~。頑張れ~~」

って声をかけると、コクンとうなずく。 いじらしいなぁ。

8合目で休んでいると、お父さんがその子をリュックみたいなものに背負って上がってきた!!

スゴイな~って思っていると、横に座って休んでいた女性が母親らしく

「お疲れ様! 大丈夫? この子13キロもあるから重かったでしょう?」

とご主人をねぎらっている。

言葉からして関西人のよう。

そうか、親子3人で富士登山かぁ、、、。

なんか素敵!! いいな~って思ったわ。

そして翌日下山中に途中でこのご家族を追い越した。

私を見ると、背中に眠っている娘さんを背負ったご主人が

「頂上までいきましたか? 僕たちは9合目半でリタイアですよぉ。
 この子が頭が痛いって泣きじゃくったんで、、、。」

と話しかけてくれました。

「いや、よくあの悪天候の中、9合目半まで行けましたね? スゴイですよ。
 今回はリタイアで正解だと思いますよ。
 頂上は嵐のような雨と風で寒いし、とてもこの子には耐えられなかったと思いますよ。」

というと、

「そうですね、あと4,5年してもう少し大きくなったらまたチャレンジします。笑」

と奥さんが言う。

こんな小さい子供を連れて登山なんて、すご過ぎ。

なんか素敵な家族だな~~って羨ましくなりましたよ。



毎日、サロンと自宅の往復でお客様以外の方とお話しする機会がぐっと減ったので

いろいろ楽しいお話しを聞くことができました。

そういえばお客様の中でも登山が趣味な方が何名かいらっしゃって、

「登山するたびにね、なんでこんな辛いことしているんだろう?って思うのよ。
 でも下山すると、さぁ次はどこの山を登ろうかと考えてるんだよね!」

って、、。

そのお客様は冬山も登るほど本格的な登山者らしい。

別のお客様は、

「北アルプスの”じゅうそう”すると素晴らしいのよね~」

っておっしゃる。

じゅうそう?

いくつかの山を登りわたることを「縦走」というらしいです。

なるほど。

時間があれば月一ぐらいで、関東の山を日帰りで登ろうかな。

高尾山レベルで十分だけどね。

てかね、

もっと辛いことがずっと頭をよぎっているんだけど、、、

それは、、、、、

フルマラソン!!

これからマラソンシーズン突入。

今しかできないような気がする!

そういえば、登山中に

「マラソンとこの登山、どっちがキツイですか?」って一人の男性が

連れの男性に聞いていたら、即答で

「マラソンに決まっているだろう!! あのキツさとは比べ物にならないよ」

という会話が耳に入ってきたけど、、、。


あぁ、、、またしても思いつき。

なんか怖い、、、








 







 

なんとか富士山、頂上制覇!!(^^)/

イェ~イ!!



やっぱり予想以上に苦しかったぁ~~

曇り空の中5合目を出発し、最初の1キロぐらいはゆるやかな下り坂で

足取り軽く進んでいくと、杖によりかかりヨロヨロと必死に戻ってくる下山者の方数人と
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                             
すれ違う、、。

全員の方がそうではないが、笑顔が少ない、、。

マジか!! そこまで辛い?

ってかなり不安になる。

そしてここから本格的な登山道に入るかな?っていう登り坂に入った途端、

60度ぐらいの傾斜で「えっ、いきなり?」って焦る。

6合目を過ぎてすぐに濃霧というか雲の中にいるようで、10メートル先も

見えない状況。

すぐ後ろを歩いていた若い男性グループの、

「前が見えないと不安じゃね?」

「いや、逆に先が見えて、まだあんなにあるんだと思うより良いよ!」

っていう会話が聞こえる。

両方わかるわ~って、内心思いつつひたすら足を前にすすめる。

余裕で着いた7合目あたりからいきなり「えっ、ロッククライミング?」って思うぐらいの

岩だらけの道というより崖?をよじ登っていく。

振り返ると雲海が下界に広がり、富士山がいかに高いかを実感!!



登山者の中には多くの外国人もいて、抜いたり抜かれたりしながら

行くのだけど、途中から声を掛け合いハイタッチをするように。

苦しいときはこういう事で和むんだよねぇ~。



そしてなんとか8合目に到着。

私、山小屋って登山ルートの途中に平らな場所があって

そこに集まっていると思っていたんですよ。

実際はルートに沿って1軒づつ山小屋が点在し、

次の山小屋まではまた数百メートル登らないといけない。

予約なしで登山した私は、もうこれ以上は登れないというところの山小屋で

泊まるということにしていたのよ。

前もって予約するとキャンセル料も発生するし、天候や体力次第では

たどりつけない可能性もあったので。

どうせなら少しでも頂上に近い山小屋に泊まりたいと思ったので、

そこからかなり頑張った。

8合目あたりから疲れた方々を多くみかける。

高山病で頭が痛いという方、もう歩けないと座り込む方、、、

相当辛そうだ、、。


8合目までは体中から汗がしたたり落ちていたが、急に気温も下がり風が強くなってきたので

その後はまったく汗はかかない。

時々、太陽が顔を出すが天気は相変わらず曇り。



なんとか本八号目のポイントにつき、そのまま山小屋へチェックイン。

12時ぐらいに5合目をスタートし、4時前には着きました。



寝床は2階ベッドの上段で、寝袋がすきまなく7個並べてあるだけ。

チェックイン時は私一人だったけど、結局6人に、、。せまっ!

周りはうるさいし、寝袋は消臭液をボトルごとぶっかけたような臭いが我慢ならない。

山小屋に「快適さ」なんて求めちゃいかん!!

ってことね、、。泣



夕食もこんなまずい山菜うどんは食べたことない!!

って自信をもっていえる代物。

富士山の山小屋のカレーは美味しいとよく登山者が言ってますが、

見た目は食欲をそそるものではなかったし、寝る前に少し重すぎたので

うどんにしたけど、そのまずさに閉口、、。




夕飯をいただいているとき、目の前の40代ぐらの女性が、
                                                                                                                                                                                               
「それだけで足ります?」

と声をかけてきた。

「えぇ、十分ですよ」と答えると、

「え~っ、私、このカレーだけじゃ足りないから、他に頼もうと思っているのに、、、」

と笑いながら、日本酒を飲み干す。

カレーにワンカップ大関!!! すごっ。

彼女も一人で登山しているとのこと。

あまりに寒いのでやたら着込んだ私。

分厚いタイツの上に登山ズボン。

上は長袖のヒートテック、セーター、フリースと重ね着。

さらに息子の部活用の上下のウィンドブレーカーを着ているのに、寒さを感じるので、


「寒くないですか? 私、ホカロンも使っているのに寒くて、、、。
 手が血が回らないのか、ジンジンしているんですよ。」

というと、

「ヤバい!! それ高山病の初期症状ですよ!
 ちゃんと水分を多めにとってました?
 とりあえず身体を温めて、外にでて酸素をたくさん吸ってきて!!」

と言われるまま外に出て、深呼吸をつづける私。

確かに汗をかいた分の水分はとってないな、、。

凍えながら外のベンチで深呼吸をしてもちっとも良くならないし、あきらめて無理やり寝ちゃった。

深夜0時頃には目が覚めたが、トイレに行くと隣の方を起こして

しまう可能性があるので寝袋の中でじっと我慢。

気が付くと体中の筋肉が炎症しているからだろうか、熱っぽい。

気のせいか頭も少し痛い。

隣のグループが1時半に出発したので、私も起きたが

早く頂上についても                                                           

御来光まで待っているのは嫌なので

ギリギリ3時ぐらいに出発。

山小屋を出ると下から登山者の列が一列になって

登ってくる。



天気はやはり曇りで、風が強い。

手にサーチライトを持ち、列に加わり暗い夜道を這いつくばるように登る。

ここからかなり辛い道のりになる。

坂もきついが、風がすごくいきなり疾風がふくと

男性でも一歩後ろによろめいてしまうぐらい。

そして最悪にも雨もポツポツ降り始める。

とにかく引きずるように足を前に出し続け、なんとか9号目。

あと少しで頂上!!

と思ってからがまた長く感じる坂が続く、、、。


そして何とか頂上にたどり着いたが、

強風と雨で嵐のような天気。

きっと氷点下を下っていたと思う寒さ。

たまらず暖をとるためだけに食事処へ入り、

あったかいお味噌汁をいただく。

その間、周りがだんだん明るくなるが

太陽はまったく顔をださず、よこなぐりの激しい雨が降り続ける。


寒さと雨で心が折れてしまい、お鉢回りも何もせず

そのまま下山を決行。


下山は違う道を通るのですが、これが砂利道で

足はどんどん勝手に前に進むのだけど、滑って5回ぐらいは転んだな、、、

やはり膝に負担がかかり、途中から右膝が痛み始めた。


およそ3時間半ぐらいで下山し、そのまま高速バスで新宿まで戻ってきたが、

気が付くと手のしびれも微熱もすっかり良くなっていた。

やっぱり高山病だったんだな、、。


無事生還をしたけど、やっぱり苦しいときは

「あれ? 私、なんでこんな苦しいことしているんだろう? 何のために登っているんだっけ?」

って自問してたし、、ww



筋肉痛も心配してたほど酷くなく、翌日から仕事復帰。

おそらくマメにストレッチをしたのがよかったみたい。


別に富士山に登って人生観や世界観が変わったわけではない。

今回は残念ながら御来光は拝めなかったけど、

ちゃんと頂上まで登れたということに満足!!

登山中は、これで最後!!って思っていたけど、

学習能力のない私だから

来年また登りたいな~~って思い始めている(^_-)-

隊員募集中!!


てかその前に、

フルマラソンに挑戦したいと思い始めた、、、、。

またしても思いつきなんだけどね、、。

そんな自分が本当に怖い、、、、






























昨晩は早目に仕事を終え、洗濯機を3回まわし2時に寝たが、結局起きれずドタバタで家をでました( ̄Д ̄)ノ

買い物に行く時間もなく準備万端とは決して言えず、、、

頂上寒いから、フリース必要だし、
雨具も持参しないといけない?
10年前ぐらい前、屋久島登山の際に購入したトレッキングシューズがない!!
と思ったら去年の大掃除の時に棄てたのを思い出したわ、、
あぁ、、、土壇場で焦る、、

旦那に、

富士山、舐めてない?

と呆れられ、

息子からは

お盆に高尾山行くって言ってて、当日寝過ごしていかなかったよね?
そんな人が富士山登るの?

皮肉を浴びる。

まっ、どうにかなる!

てかどうにかする!



出かける前に旦那が、

引き返す勇気も大事だからね!!

としつこく言われる。


さぁ、いざ出陣!

楽しんでくるー^_^



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