今回高萩に旦那と一緒に行って、

私達の老後を真剣に考えた。

普段はぼんやりとしか考えてないけど、あっという間に10年なんて過ぎてしまうんだろう。


叔母宅の物の多さに驚き、やはり自分が亡くなった後、息子に迷惑をかけないためにも

普段からちゃんと整理整頓はしておかなくてはいけないなって身に染みた。

って言っても私、全然物を持っていないけどね。

恐らく今死んでも私の遺品なんて段ボールで10個もいかないと思う。

5個でも十分!

洋服やバッグ、靴類は数を揃えるより本当に気に入った物を長く使うようにしている。

本棚も定期的に整理しているし、とりあえず使わない物は処分している。

捨てることに何も躊躇しない性格だしね。



問題は旦那。

本当に物持ちが良いんだよね。 

息子が幼稚園の頃、父の日につくってくれた紙でできた手紙入れとかをまだ部屋に置いているし。
(先生が全部つくったようなもんだけどね、、)

本棚には読まない古い本がびっしりと並んでいる。

もう読み返すこともないなら捨てちゃえばいいのに、

これは初版だから、、、って大事に取っている。

若い頃から集めているフィギュア、ジャズのレコード、映画のDVD類は

置く場所がないぐらい。

全てを捨てずに大事にとっているタイプ。

きっとこういう人がゴミ屋敷にしちゃんだろうな。

旦那が呆けたらすぐ捨てるんだけど、

きっと旦那の方が長生きだからな、、。


息子が巣立った後は、一体どこに住めばいいのか?

私としては、やっぱりどこか海外で住みたいって思うんだよな。

人生の最後のステージは、自分が好きな事だけをして生きてみたいって。
(その時、旦那が一緒にいるのだろうか?笑)

実現できるかどうか分からないけど希望だけは持ち続けるわ。


それよりもし今私が死んだら、お願いだから旦那の実家のお墓にはいれないでね!!

ってお願いしている。

旦那のお父さんには一度もあったことがないし、

お墓の中でも気を使っているのは嫌だもん。

それなら徳之島の両親のお墓に入る!
(これ私の遺言だから。笑)

旦那に、

「今、もし貴方が亡くなったら実家のお墓にお願いしていいんでしょう?」

って聞いたら、

「あぁ、それでいいよ。でも君は入ってくれないんだよね?
 寂しいな・・・一緒に入りたいよね?」

って残念がる。

別に死んでからも一緒にいる必要はないと思うけどな。

だったら死ぬまでにお墓を建てて欲しいわ。

でもね、本当は灰にして海にでも撒いてくれればそれでいいと思っている。

墓なんてなくてもいいと思っているんだけどね。


旦那に、

「私達って本当にキリギリスだよね?」

って、笑いながら言ったら、

「でもすごく楽しかったよね?」

と即答される。


内心、

「アンタはね!!」

って毒づいてたわ。